3月3日ひな祭り、そして年度末…。
職員研修の一環として、今回は同じ圏域で事業展開されていてご近所付合いのある「特定非営利活動法人 あかり あかりワークス国納」様へ、施設見学という形でお邪魔させていただきました。
このブログでも何班かご紹介させていただいておりますが、あやめ寮では毎年、「職員研修旅行」ということで班ごとに様々な企画をリーダー職が考える形を取っております。見学先の調整だけでなく、職員間交流の場の設定を考えるなどしていますが、今回のような日帰り班は、なかなか1泊旅行までは難しい職員の皆さんにも参加いただけるようにという企画になっております。できるだけ、職員の皆さんが同じような機会を得られるようにという狙いがあり、こうした企画が実現しているわけです。
さて、本題の研修【見学】ですが、あかりワークス国納さんでは就労継続A型及び自立訓練の事業を展開されており、私どもあやめ寮とは全く違った事業展開をされているわけですが、あかりさんに行って学べることの大きな狙いとして、「彼らはできる人、わかる人」「どの人にも尊厳ある仕事を」というモットーのもと、障害をお持ちのご利用者としてではなく、一人の人としてどのように育成を図り社会に適応していける人に育てていくかという視点、感覚という部分で、なかなか普段の仕事の中で分かってはいるけれど時間に追われて優先順位が下がりがちなことを、改めて考えるきっかけに・・・と考え、年度末のお忙しい時期ではございますがご協力いただき2時間、見学やお話し、意見交換をさせて頂きました。
私ども施設入所を持つ障害者支援施設としての役割、あかりさんのような障害児・者の成長を支える障害福祉サービスの役割、お互いの機能を活かしながら「連携」して、この地域の障害福祉を支えて行きたいものです。
見学後には、ランチを食べながら懇談をして、見学を振り返ったり、普段なかなか職場では話さないような身の上話をしたりと、素敵なひな祭りを過ごすことができました。
是非、今回の見学で感じたことを日々の業務に活かしていけるように頑張ります。
あかりワークス国納様、お忙しいところ大変お世話になりました。今後とも宜しくお願いします。
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