日々前進…ということで、昨日、埼玉県社会福祉協議会主催の「採用力アップ研修」に人事部長が参加させていただきました。
「採用力アップ」という魔法の薬はないことを十分に承知の上で、現在位置の確認であったり・新しい情報の収集であったり…そんな意味合いで申し込みをいたしました。幸い、私どもを取り巻く「採用」に関する環境は、色々と教えてくださる応援団が多数おりますし、そこからネットワークが広がり、ここ数年で随分と形が見えてきた部分もございます。形が見えるか見えないか程度…ですけれど…。
今回、株式会社ねこの手 代表取締役の伊藤亜紀 氏によるご講義を受けたわけですが、大変モチベーションの上がるお話であり、重い話を楽しくしてくれるお話であり、シンプルですが腑に落ちるお話だったと感じています。帰りに空を見て帰る気になれる感じは、「参加してよかったか」ということですよね。
けれど、これって結局は個人個人の捉え方だと思っています。ご教示頂いたことは、知っていること・何度も見聞きして実践していることが大半です。もちろん新しい気づきもありがたいことにありました。
ただ、結局行きつくところは「採用」=「組織づくり」「職場雰囲気」というところで、日々の組織づくりや組織運営が良いものになればなるほど、採用においても優位に進められるということが一番シンプルであり、日々の取り組みの積み上げになるのだと今回も感じました。
いくら入り口・窓口の優績営業マンがしっかりと顧客のハートを掴んでも、現実とのギャップが大きかったり満足度が低くては、将来的な展望が見通しできない、その日暮らし・目の前しか見えない会社でしかないと思っています。採用も同じですかね。
採用は常々一輪車では無理だと思っていまして、採用活動という当然の行いはもちろんであり創意工夫の中で進化させながら時代にマッチした行動が求められていて、もう一方で、受け皿となっていく事業所・組織の適正化最適化を常に更新して魅力的な雰囲気の良いチーム作りとともにプロとしての専門性を高めあうことが必要だと考えています。人様に語るほど厚みがないのですが、現時点の私の考えや勉強してきたところでは、この辺がしっくりくる表現とご理解ください。
その考え方を持っている人間が、今回参加させていただいた研修でも、やっぱり考えに近い付近で落ち着きました。先生がお酒好きなんで「ウイスキー」とみんなで言いましょう…といい、「ウイスキー」っていうと笑顔になる…そんなこともやりつつ、グループでご一緒させていただいたメンバーとも活発な情報交換もできましたし、先生がおっしゃっていた「ピヨピヨ」という育成感覚(ひよこに対して、「大丈夫?」「できる?」「よくがんばったね」と丁寧に時間をかけて育成)、まさにそこを日頃から施設長や副施設長もお話しされており、その感覚の大切さも再認識できました。ほかにもいくつかヒントはありましたが、有料研修なので企業秘密です。
長くなりましたが、タイトル通り「コツコツと未来へ…」という感覚で、でも時間は限られていますからスピード感をもって、アンテナをしっかり張って、色々な方々にご教示頂いて、つながりを大切にして、出会いを大切にして…前に進んでいきたいと、そんなことを感じながらさいたま新都心をあとにしました。
埼玉県社会福祉協議会のご担当者様、伊藤先生…研修参加が大幅に遅れ大変失礼いたしましたが、最後にご挨拶に伺ったときにお伝えした通り、「来てよかった」です。ありがとうございました。
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