2/1に埼玉県労働局主催の「レインボー面接会」に平野の里として、人事部長と若手職員2名と参加させていただきました。
レインボー面接会は「埼玉県内の企業と多様な人とを結ぶ虹の架け橋」ということで、様々な県内企業44社が出展して行われたイベントで、私たちは今回2回目の出展になりました。
ブースにお越しになりお話をしてくださった方々、参加企業の中で障害者との接点という部分でご挨拶・情報交換くださった企業の方々と、様々な出会いがございました。
こうした面接会などのイベントには「人材を求めて出展する」ということが本来の姿かもしれませんが、人事部長として考えていることはあまりそこに固執しているわけではなく、色々な場所に出ていくことで経験にもつながりますし、きっと肥やしになってくると考えています。また、採用に繋がる・繋がらないというよりも、対応する「過程」に大きな意味を感じており、今回も色々な方のお話を聞かせていただきましたが、障害福祉を初めて知った方にとってみれば「これをきっかけに障害福祉に興味関心を持っていただくチャンス」に繋がりますし、それが絶対うちでないと困るとはこれっぽっちも思っておらず、そんな気持ちでゆとりをもって臨ませていただいております。
今回の埼玉県労働局主催の「レインボー面接会」は、様々な企画があり、ただ出展して求職者の対応をするだけではなく、開催前には企業向けセミナーも希望者が参加できたり、お隣では求職者向けセミナーも開催されていたり、両者に対して手厚い支援を企画してくださっております。せっかくこうした企画をご用意して下さているのであれば「参加すればいい」とシンプルに思いますが、44社中11社の参加でした。採用活動のための採用活動ではなく、組織づくりであったり風土づくりであったりもっと幅の広いもので複合的なものの一つに採用活動があるというイメージを持っており、感覚って大事ではないかと考えております。
こうしたイベントや活動をブログ等に掲載することで「頑張っている」と思う人と、「平野の里はそんなに人がいないのか?」って思う人と、「人が入っているのにこんなに動いていて、そんなに定着しないのか?」って思う人など色々いらっしゃると思いますが、私自身の考えは目の前にはございません。5年先、10年先の環境変化と現在の組織の未来を創造した時に、「今」ご縁を積極的に創りに行く必要があると考えているから動いている…。それだけです。今の支援以上の支援が将来に渡って継続できるようにするのが「人事の仕事」であると思っています。色々な所で勉強させていただいて共通することは、「人口推移」を注視した考え方は外せないと思いますし、人口推移の変化を肌で感じたときには手遅れだと考えています。採用はいきなりやれば成果が出るものではなく、積み重ねや繰り返しというワードがぴったりはまる要素のものだと思いますので、こうした相談会への出展は「話題作り」だったりするわけです。若手職員に同行してもらい、対応を見ていただいたり会場装飾や雰囲気、実際の採用戦線を体感した時に、就活していた立場とまた違ったモノの見方ができたのではないかと考えています。そうしたことを繰り返しながら、本当の共通理解のもとで採用チームが動けたら最高ですね。
レインボー面接会事務局の皆様、埼玉県労働局の関係者の皆様、ブースにお越しいただいた皆様、PRのお話を聞いてくださった皆様、本当にありがとうございました。微力ながら、平野の里はいつでも体験や見学お引き受けいたしますので、お気軽にご相談ください。
長くなりましたが、少し採用活動に関する感覚も含め述べさせていただきました。続きの写真もどうぞ↓↓↓
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